2017年冬季のアオシギの観察 2017年11月~12月 茨城県  岸久司

今季の初認は11月13日でした。移動個体の可能性もありますが、思っていたよりも早く到着しているようです。
画像は3個体

屈伸運動の謎 ?
タマシギやヤマシギなどシギの仲間はどうして屈伸運動をするのか想推測してみました。
頭部はほとんど上下には動いていなくて、首から胴体にかけて大きく動いています。
① 地上に振動を与えて獲物を追い出す説。
②運動説 血流を良くしているのかも知れません。
③自分の存在をわざと知らせている説...
➀については、目の前にでてきたミミズを数分かけて飲み込むまで、絶えず屈伸を継続していたので、獲物を追い出す為とは一概に言えないようです。
③についてはある方から教えていただきました。確かに動くと、タカ類など天敵からは目立ちます。リスクがあるかと思いますが、観察している私にはすでに気づいているので、「見られていることは解っているよ、いつでも逃げられる」とピーアールしているかとも思えます。
はたしてどうでしょうか?  まだまだ謎は深まるばかりです。
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この個体は肩羽に特徴があります。
黒味が強いのは冬羽、淡色の雨覆いや三列風切が幼羽とすると、第一回冬羽の可能性があります。