アオシギの行動観察「この場所は毎年2月下旬に出現します」2021年2月21日 茨城県中部 標高70m 岸久司
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今季18カ所目となりました。(うち今季新たな沢での出会いは4ケ所)
冬期は本種の観察に特化して早くも15年目となりました。茨城県内での生息状況と、どんな生活をしているかを知りたいとの思いで、歩き始めましたのが当初の思いでした。今季もまだ継続しているのはまだまだ終わりが見えないのと、自力で会えた時の感動があるからなんだろうど、振り返っています。毎回新たな沢を廻るので空振りは普通で、会えればラッキーです。まだまだ歩いてみたい沢が無数に残っています。県内外で自力で歩いている方から「会えました!」と感動メールをいただくと私も嬉しくなります。全国でそういった方が増えてくると、将来、図鑑の生息環境や生態なども更新されるかも知れません。

画像は例年2月下旬なると観察できる不思議な場所です。おそらく移動が始まっていてそのルートに入っているのではと推測しています。ここは水浸は浅く流れが速い沢。数年前に生き物を探ってみたところカジカが多く生息していました。アオシギは淵で何時間も動かないのでカジカなどが足元に来るのを待っているのかも知れません