チュウジシギの行動観察 2012年年9月1日 記 岸 久司
先週一週間でオオジシギ幼鳥に代わってチュウジジキが増えてきました。
1日で14羽ほど見られました。
田んぼによっては5羽ほどまとまっているので長距離は小群で移動しているかとかと推測しています。
しばらく雨が降っていなかったので乾いた田んぼではなく少し水が残っているような湿っている、
畔の斜面でミミズを採食しています。
この日は昼に雷雨がありその後は農道の真ん中に出てきてどうどうと採食していました。
雨上がりはミミズを探しやすいのでしょう。
この時期はすでに肩羽も冬羽に換羽している個体が多く見られました。
尾羽を開くタイミングは威嚇、伸びと羽づくろいと日光浴があります。
近くをイタチが駆け抜けていたときは逆立ちをしたように一瞬、下半身を垂直にあげて尾羽を開いていました。
おそらく繁殖地で雛を守るときや、同士での縄張り争いなどの行動かとも推測しています。
チュウジシギはオオジシギに比べて車の警戒心は薄くて近くでで観察させてくれる個体が多いように感じます。
割と車の多いい舗装された道路の脇でも平気で採食していた個体も見かけました。
同じ個体です