「水田とチュウシャクシギと農作業」2020年5月1日 茨城県龍ケ崎市 岸 久司 RBWCトップへ戻る
春に水田を中継しながら北上するチュウシャクシギは主にアメリカザリガニを捕らえています。大型のシギにとっては大きくて貴重な食糧なのでしょう。
例年今頃に水が入ると泥の中で冬眠していたザリガニが地上に出てくることを知っていて、ハサミや足などを振り回して落としてから丸呑みしています。
農家の方から見ると、ザリガニは地中に穴をあけて、水田の水が漏れることもあるので、チュウシャクシギは益鳥とも思えますが、一方で早苗を群れで踏みつけてしまうので、害鳥とも思えます。(画像のようにチュウシャクシギ除けに旗を立てる水田があります)
はたしてどちらなのでしょう。