アカメガシワの実とヒタキ類  2014年9月中旬~2014年10月中旬   茨城県南部   記 岸久司

アカメガシワの実にはエゾビタキやオオルリ、キビタキも入れ替わり来ていて
渡りの時期と、実の熟し方のタイミングでその年の木が決まっているようで、
この木は過去3年間実を付けていましたがヒタキ類は全く見られませんでした。
実をかじってみましたが渋みがあり甘味は感じませんでした。皮は堅いので鳥たちは丸呑みしているようです。
ヒヨドリやキジバトが来ることはありませんでしたので不思議です。
当地での通過のピークはエゾビタキとオオルリは9月中旬~下旬、キビタキは長く9月中旬~10月の中旬(例年)かと
推測しています。ほとんどが幼鳥で成鳥にはなかなか出会えません。考えてみれば卵は4個~5個と言われていますので
秋に会えるのは雛の確立が高い訳ですね。


          上の個体はオオルリ

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