8月のチュウジシギ   2007年〜2008年     記   2011年8月3日   岸 久司


当地でのチュウジシギの渡りのピークの個体数は9月上旬だと思われます。その個体数はオオジシギよりもはるかに多いいことが
解かってきました。チュウジシギの観察環境はオオジシギとほぼ同じですがより乾いた環境でも見られます。水田の畔の近くでミミズを探していることが多くこの時期はすでに稲刈りの準備で水田には水がありません。そんな場所を丹念に車で捜すと見つかります。
 第一印象はオオジシギに比べ小ぶりで体型は全体に丸みがあり黒味が強く感じられます。顔も丸味がありそのためかオオジシギより可愛いく見えます。外側尾羽が見えればオオジシギより黒味が強いことが判ります。
またオオジシギに比べ警戒心は弱く車のすぐそばでも観察できることもあります。
チュウジギは全国の水田を休みながら南下していると思いますので、会いたいと思っている方は自宅に近い水田で自分の力でぜひ探してほしいと思います。

以下の映像はチュウジシギと判断したものです。
8月の後半には増えてきます。滞在期間もオオジシギより長いと思います。