稲敷市(旧江戸崎町)オオヒシクイ探鳥会報告 2011.12.18 記 矢野進
今季最低気温を記録した寒い朝であったが、日中は風も無く穏やかな小春日和であった。
スタート直後は小野川土手の右手で、カモ類を観察し、暫らく歩いた左側の葦原では
小鳥達を観察する。
最終地点で遠方ながら、苅田で憩うオオヒシクイを観察する事が出来た。
今季は3月の震災の影響で、稲の作付け面積が極端に少なく、餌となる二番穂の減少で
餌場、憩いの場は限られ観察場所よりかなり遠方であった。
過去30年で最大の87羽の飛来数を数えたのに、その姿を間近で見られ無かったのは
終了間際に、オナガガモを襲うハヤブサを見て、探鳥会は終了した。
今年は冬鳥の飛来数が極端に遅い為、小鳥達の出現に期待が持てなかったが、終わって見れば、
30種以上を観察する事が出来た。
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、コサギ、アオサギ、オオヒシクイ、マガモ
カルガモ、コガモ、オナガガモ、ミコアイサ、トビ、ノスリ,チュウヒ、ハヤブサ、
オオバン、イソシギ、キジバト、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ
ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、
スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
番外 ドバト,コブハクチョウ
探鳥会前 カモメ
探鳥会後 ヒバリ、キジ