伊豆沼 蕪栗沼 探鳥会報告書
日 時:(平成23年)2011年12月11日(日)〜12日(月)
集 合:龍ヶ崎市役所 出発AM7:00
宿 泊:宮城県栗原市若柳字上畑岡鵜経沢61番地の1
伊豆沼ウエットランド交流館
参加者:井上正浩 海老原龍夫 高島武 長沼孝夫
<鳥合わせ> 計 38種 2011年12月11日12日 天気11日晴れ12日晴れのち曇り
ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、マガン、オオヒシクイ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハ
ジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、トビ、オオタカ、ノスリ、チュウヒ、ハヤブサ、オオバン、タゲリ、ツルシギ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ウグイス、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス。
や、雪をかぶった吾妻小富士を見ながら、11時30分ごろ目的地近くの築館ICに到着しました。昼食をとってから、伊豆沼に向かいました。沼を望む高台にある宿に荷物を預けて、宮城県伊豆沼内沼サンクチュアリセンターで野鳥情報を得てから探鳥を開始しました。
ちなみに2011年12月9日現在伊豆沼内沼渡り鳥飛来数はガン類60082羽、ハクチョウ類2082羽、カモ類1500羽との事でした。
伊豆沼の北東側土手を東に向かって車で走ると、マガンの群れが100羽200羽の単位であちこちの田んぼに下りているのが見えました。迫町サンクチュアリセンターでは子供ずれの家族がカモ類に餌をやって楽しんでいました。そこでは、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、オオバン、オオハクチョウ等が見られました。
伊豆沼の南側の田んぼでは、オオハクチョウやマガンの群れを観察しました。すぐそばの農道に、ハヤブサも現れました。
16時20分ごろ、日の入りに合わせて、マガンの群れが次々と、伊豆沼に帰って来ました。落雁です。数万羽のマガンが飛び交い、沼に下りてゆきました。
二日目の朝は日の出前に伊豆沼の西側土手でカメラをかまえました。
日の出前の暗い水面に、マガンとオオハクチョウの声だけが聞こえます、白み始めた上空を、付近の沼から飛び出したマガンの群れが「カギ」になり「オビ」になりして通過して行きますが伊豆沼の群れは中々飛び立とうとはしませんでした。
それでも美しく赤く焼け始めた朝焼けの中6時33分に、沼の中のマガンが一斉に飛び立ち始め、次々に飛び立って行きました。6時48分に日の出です。次第に太陽が昇り、水面にはまだたくさんのマガンとオオハクチョウが見られ、7時ごろまでマガンの飛び立ち、行き来が見られました。
朝食前に宿の窓から足元の沼でカワアイサを見つけて朝食後あらためて探すと50羽以上の群れを見る事が出来ました。蕪栗沼ではオオヒシクイの群れ、マガン、オオハクチョウ、コガモ、オオタカ、ノスリ、チュウヒ、等々が見られました。蕪栗沼を出て、前日と同じ店で昼食をとり、津波の痕跡が残る石巻経由で帰路につきました。竜ヶ崎には20時過ぎに戻りました。無事に探鳥会を終了することが出来ました。お疲れ様でした。
長沼和夫 記