8月のオオジシギ  2004年〜2010年        記  2011年7月28日   岸 久司

当地でのオオジシギの南下個体数は8月の上旬に1回目のピークがあるように思われます。(2回目は8月下旬ごろ)
日中の暑い日は水が少し入った休耕田で休んでいることもあります。
早朝は活発で水田の畔でミミズを探しています。

オオジシギとチュウジシギ、タシギの識別は慣れてくればほとんどが第一印象で決まります。持ち帰った映像で羽模様などの確認で裏付けを取ります。大きさ、体型、顔、嘴の形などがその第一印象を作っていると思います。
尾羽の映像が撮れれば識別の精度は増しますがなかなかチャンスは少ないです。
慣れてくれば尾羽が見えなくても全体の印象で高い確率で識別できるものと思います。
冬の間に多くのタシギを観察することで第一印象で他のジシギ類との相違が判ってきます。
8月のオオジシギはすでに肩羽や風切など冬羽に換羽している個体も多く他のシギ類よりスタートは早いと思います。

映像はa〜hの8個体

 a-1
 
a-2
 
a-3
 
b
 
c-1
 
c-2
 
d
 
e
 
f
 
g-1
 
g-2
 
g-3
 
g-4
 
h-1
 
h-2
 
チュウジシギ