オオハシシギの観察「冬季」 2008年〜2009年 稲敷市 記 2011年4月28日 岸 久司
全国的にはやや少ない種と思われますが当地では冬の蓮田で毎年のように20羽ほどが越冬しています。
5月の連休過ぎまで滞在してから繁殖地へ旅立ちます。
蓮田での採食は泥の中へ嘴を差し込んで水生昆虫などを捕えていると思われます。採食は群れ全体の行動で
タシギに似ていますが、タシギは警戒心が強いがオオハシシギはタシギほどではなく開けた蓮田で堂々と採食しています。
幼鳥は肩羽の羽縁に赤茶色味がある。成鳥の夏羽への換羽は3ごろからで4月の後半にはほぼ全身が換羽している個体も見られるが個体差があります。