オオヨシキリ |
牛久沼は面積約6.5ha・周囲25kmの大きな沼で、周囲にはヨシやマコモが茂り、沼や野鳥を守っています。最近はバス釣り・ウインドサーフィンのメッカになりつつあり、高速で走るボートやジェットスキーも見掛けることもあり、野鳥に対する影響が心配されています 1. 観察できる野鳥2. 観察のポイント牛久沼は大きな沼のため、ヨシ原にいる鳥はともかく、水面にいる水鳥はかなり遠くにいるので出来るなら、双眼鏡のほかにフィールド・スコープを準備したい。また、冬場は逆光になると水面がまぶしく、鳥のシルエットしか見えず、美しい羽の色や表情が判りにくいので、太陽を背にして観察したい。 牛久沼の周囲は、木陰も風除けになる所もないので、夏は暑さ対策を、冬は防寒対策を十分にしてお出かけください。3. 観察場所推薦(地図参照) A地点(沼東側) B地点(沼東側) C地点(沼南東角) コブハクチョウの給餌台があるところで、それを目当てにカモ類も集まり、間近 で観察できます。ただ、カルガモ、マガモ、コガモ程度で、種類は期待できません。 D地点(沼南側) A地点ほどではないが、比較的広い範囲が見渡せます。沼の側にも田圃も広がり、 (沼の外側の田圃脇の葦にとまって擬態をしているヨシゴイを見つけてください) 4. 行き方電車利用はJR佐貫駅から、それほど負担にならない距離なので、ハイキングがてら、何地点かのハシゴをお勧めしたい。 A 地点・・・徒歩:佐貫駅より約35分 B 地点・・・徒歩:駅から30分 ・・・自動車:A地点と同じか、その側道を先に進み突き当たりが少し広くなっているので4〜5台の駐車が可能です。 C 地点・・・徒歩:駅から20分B地点の手前。最初の水門の所の橋(八間掘橋)を渡って、右手の土手沿いに沼に沿って行くとすぐに給餌台がみ えます。そこが目的地です。 D 地点・・・徒歩:駅から30分 5. アフターバードウォッチング鰻丼は、 「牛久沼が発祥の地」 と言われています。今でも国道沿いを中心に落ち着いた雰囲気の鰻屋さんが、八軒営業しています。一度立ち寄って歴史の味を賞味してはいかがでしょうか。 6. 牛久沼にまつわる話(1) コブハウチョウの由来 (2) 牛久沼伝説 |