「休耕田の野鳥と生き物について観る」2022年2月14日 茨城県南部 岸久司   rbwc トップへ戻る
冬季でも当地ではコジュリンは少数が休耕田の草原などで越冬しています。
コジュリンの巣は葦原ではなくこのような低丈草の上に作っていますが、ウズラの巣も同じ環境で地上に作るのでしょう。この日は同じ休耕田で雄雌にも出会えました。先日の雪で草原は押しつぶされて、じゅうたんのようになっていましたが、潜りながら移動していて、時々顔を見せてくれました。
休耕田はタヌキやイタチも普通に暮らしています。先日はしっぽが太いホンドキツネにも会えました。コジュリンやウズラの卵などはおそらく捕食されていると思いますが、それぞれ生きるための知恵なのでしよう。
現在の休耕田は生き物にとって昔の貴重な原野と同じかも知れません。