ヨシゴイの観察    2004年6月〜2017年月  市内      記  2017年7月  岸久司


環境省の絶滅危惧種に指定(平成18年)されている本種ではあるが当地では毎年夏鳥として水田や葦原で観察できます。
到着は毎年5月下旬でオオヨシキリよりは遅くカッコウより少し早いと思われます。
おそらく営巣は葦の成鳥との関係があるかと思われます(早春はまだ葦が成長していないので巣を作れないかと推測しています)
大きな葦原だけではなく水田の一角の小さな面積でも営巣しています。
到着時は稲はまた゛低く成鳥がドジョウなどを捕まえている光景を観察できるが雛がて育つ6月頃には稲は成長していてその中に入るとまったく観えなくなり天敵などからは見つかりにくくなります。
葦原の中を足を使って移動しているようで飛翔着地場所とはずいぶん離れたところから飛び立つこともあります。
11月中旬まで観察できたことがありますので遅くまで滞在している個体もいるものと想像しています。
水田などの繁殖環境が保たれて絶滅しないことを願っています。